とある分譲マンションでのプチリフォーム No.3
2017.02.01
マンションでの事例紹介の最後となります。
台所のシングルレバー水栓。
不具合は特に生じておりませんでしたが、
ついでという事で仕事を請け負いました。
後々、面倒な事が発覚しますが、この時は
まだ知る由もありませんでした。
①既存品です
右側にあるのは後付け設置の浄水器です。
ここのマンションは市水道本管からの水を全戸
へ給水する前に浄水器を通しているのが売りの
一つなのですが、個別で浄水器を後付けする方
が一定数居ります。水は拘りだすと色んな手法
があり、個性が出ますね。
②既存品撤去
白い容器はシャワーホースから結露水を受ける
為に設置してあります。たまに見てあげて水が
溜まっていたら捨ててあげるのがベターです。
この水受け容器が無いとシンク下がびしょ濡れ
となる可能性があります。ご自宅はどうなって
いるのか、一度確認をお勧めいたします。
止水栓の上の接続を緩めて水・お湯ホースを
外します。
この段階ではまだ面倒な事に気付いてはいない
接続を外して抜きます。スポッとはいかずに、
ちょっと抜きづらかったりする場面です。
③KVK 新規水栓
梱包を解いて、工程通り設置していけば難なく
施工完了を想像していく場面です。
接続してみました。本来ならこれで施工完了、
となりますが、ここで不測の事態が。
不測の事態を解消した後の写真になります。
配管の幅が広がっているのが分かりますか?
なぜこの様な手を加えたのか。
答えは次の写真です。
水受け容器の形状が変わり、設置出来なかった
事でこの様な施工をせざるを得ませんでした。
旧品の白い容器ではシャワーホースがガリガリ
当たってスムーズに動かないのが痛かった。
旧品が使えるならそのまま再利用の選択もあり
でしたが、通常使用に耐えれない状況で、この
様な措置となった訳です。
以前の配管が通っていた穴は、きれいに塞ぎ、
ほとんど目立たないように仕上げてあります。
④施工完了
きちんと配管の目隠しを戻します。
輝く水栓に交換完了です。
本来なら1時間程で完了の工程ではありますが
配管位置変更がありましたので、そこそこ時間
がかかった施工となりました。
今回の商品
KVK 台所水栓